肩透かし

昨日は思うようなトレードができない１日でした。
あらかじめ考えた方針と相場のズレが埋まらず、
かといって方針を全撤回するほどの値動きではなかったため、
ポジションを持って放置するしかない状況でした。
スキャルもしづらい展開だったので、今日は良い展開を期待したいです。

今日もドル円だけを見ていきます。



ドル円３０分足



前日予想レンジ（１６時から翌日６時まで）：１１２．６０～１１３．５０
結果：１１２．５３～１１３．０５

午前中から堅調だったドル円は、押し目のない展開で１６時台に１１３円にタッチしました。
ところが、ここから先に伸びきれず、
クロス円全体の円高傾向に足を引っ張られたことで、２２時台には１１２．５３まで下落。
２３時の経済指標で一瞬だけ１１２．９０台をつけたものの、再び安値圏で張り付き、
NYクローズまで、１１２．５５～７５を上下するだけの展開となりました。
東京時間に入ってからは、１０時前の仲値付近から急激に上昇し、
昨日の高値更新後、１１３．２０の手前まで上値を伸ばす場面がありました。
現在は、１１３．１０付近での推移となっています。


自分の最初の誤算は、ロンドン勢参入後すぐに１１３円台をつけたことでした。
ここで「今日は上がる」と過信してしまい、頭が固くなってしまったと思います。
そこから１１２．６０台まで下がってきた時は、絶好の押し目と思って嬉しかったのですが、
しばらく方向感のない展開が続いたため、今日の朝まで放置。
NY時間中に１１３円台がなかったことから、
期待が外れたと思って、１１２．８０付近で手仕舞いしました。

次の誤算は、月初のドル買いです。
前日の自分は「上がる」と思って見ていたため、
１１３円台をつけた時間がわずかだったことにがっかりしたのですが、
中立もしくは「上値が重い」と思って見ていた人たちは、
１１２．５０が割れなかったことに注目していたのかもしれません。
結果、今日の東京時間で、もう少し下で待つ予定だった人たちが、
仕方なく大きな買いを入れてきたのかなと思っています。
月初に大きなドル買いが入るのはいつものことなのですが、
あと２・３日待つと思っていたので、完全に読み間違えですね。

最初の誤算があったために、諦めて手仕舞い売りをしたら、
次の誤算によって、自分の利食い目標まで上がってしまう展開。
偏り過ぎた考えでは、相場を上手に立ち回ることができないということですね。


今日の予想レンジ（１６時から翌日６時まで）
　→　１１２．７０～１１３．４０


今日も引き続き、買いから入る予定です。
前日の高値を更新し、２７日の高値・安値から引いたチャネルラインを上抜けしました。
２８日の高値付近に押さえられているのが少し気になりますが、
もう１度チャネルラインを本当に上抜けしたのかを確認した上で、
上方向へ動くのではないかと考えています。

１１２．９０台で買いから入り、７０を割れたらストップ、
１１３．２０付近での値動きを見ながら、４０付近で決済できればいいかなと。
チャネルの上抜けではなく、ボックスの中の値動きだったという可能性に注意しながら……。


気になっているのは、ユーロとポンドの動きです。
ユーロについてはまだわかるのですが、ポンドが昨日弱かった理由がわかっていません。
もしかしたら、ユーロと同じように、
年初からずっと上がっていたポンドドルのロングポジションが解消されていて、
来週くらいまで調整が続くのかもしれませんね。
ECB理事会とMPCが近くなると、また上方向に戻ると思っていますが……。

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