いきなり週初に大事な場面

これまで、トレード方針を書いていたのですが、
前日の方針を振り返ることが少ないように思いまして、
もう少し、自分の方針がどうだったのかを見返してみようと思います。
とりあえず、今日から始めてみようかと。

今日はドル円だけを見ていきます。



ドル円６０分足



前日予想レンジ：１１２．３０～９０（１６時～翌日５時まで・レンジ端の１５銭上と下にストップを置く）
結果　　　　　　　：１１２．２２～１１２．７３

２９日のドル円は、夕方まで堅調だったものの、そこからは神経質な展開となりました。
ユーロドルやポンドドル、経済指標の良し悪し、
また、週末・月末・期末要因にも振らされる状況が続き、
１１２．２０台をつけたと思ったら、１１２．７２まで戻ってくる、トレードしにくい動きでした。
週の終値は１１２．５０となっています。

今朝は開けた上窓を早々に埋めましたが、それ以降は堅調に推移。
今日の９時台には、２９日に上値を止めていた１１２．７２を突破し、
一時は１１２．９１をつけました。
現在は少し緩んだものの、１１２．８０台で揉み合っています。


前日、レンジの下限を１１２．３０としたのは、
朝方につけた１１２．２５付近で底を打つと考えたからです。
一方、上限を１１２．９０としたのは、
ここが２７・２８日の上昇局面で一旦揉み合ったラインだったので、
上がっても、このあたりで止まるだろうと考えたためでした。
結果は、ドルがあまり強くない時間と円が強い時間が続いたため、
レンジを少し下回ってしまいました。
下のストップ幅の中には収まっていますが、ちょっと甘く見ていたかなと思います。


今日の予想レンジ（１６時から翌日午前６時まで）
　→　１１２．６０～１１３．５０

１１２．２０台で２回安値をつけて、止めていた１１２．７０台を越えたことで、
上方向への動きに弾みがつくと考えました。
もう１回、１１２．６０以下が堅いのかを確認する場面があるかもしれませんが、
そこを押し目として買いから入ろうと思います。
上値の第１目標は、２回止められている１１３．２０台ですが、
さらに上が期待できるようなら、節目の１１３．５０手前が第２目標となり、
上昇圧力が強くても、ここで一旦小休止するのではと考えています。


今週のドル円は基本買いで入る方針ですが、
この上昇基調を妨げる要因となると、北朝鮮情勢と衆議院選挙でしょうか。

北朝鮮関連のニュースが出ると、クロス円はあっという間に１円近く下がってしまいますし、
ドル円ロング勢としてはイヤなところですが、これは防ぎようがないことですし、
ストップを入れて、必要以上の損失を避ける他はないと思います。
あとは、なるべく週またぎのポジションは持たないことですかね。

衆議院選挙に関しては、あまり気にしていません。
例えば、与党が過半数を維持できないかもという世論調査が出て、
それが海外勢にも伝わったとなると、クロス円は上昇ムードが一変すると思います。
ただ、与党が議席を減らしたとしても、
過半数を維持していれば、現在の政策が継続される可能性が高いですし、
現状では、選挙が与える影響を心配する必要はないかなと。


今週は雇用統計がありますし、
週末にかけてはだんだんと動きが鈍くなってくるかと思います。
自分の組み立てた方針と相場の動きが合致した時にしっかり利益を取って、
合わなかった時は無理をしないように、気を付けてトレードしたいですね。

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