レンジ相場を覚悟する

１８日は、浮き沈みの激しい１日でした。
日付が変わるまではとても好調で、もう少しトレードをしていたいと思っていましたが、
日付が変わると状況が一変し、また打ちのめされてしまいました。
その日単独で見ればプラスなのですが、
前日分の半分まで損失を減らしていたところで、また戻ってきてしまったので、
何とも複雑な気持ちです。

今日はドル円・ユーロ円・ユーロドルを見ていきます。



ドル円１５分足



１８日に日付が変わったころに１１０．００にタッチした以外は、
常に上値の重さを意識させられる展開となったドル円ですが、
１９日に日付が変わったころに、バノン氏が政権から去るとのニュースが流れると、
突然ダウ平均・ナスダック・米債利回りが急上昇し、足並みを揃えてクロス円も上昇。
安値１０８．６０台から、一気に１０９．６０へと上がっていきました。
一応、週足では陽線引けとなっています。

週初の今日は若干上窓を開けましたが、少し上値を追う展開とはならず、
現在は１０９．２０付近で推移しています。


バノン氏のニュースは、週末のポジション調整に使われたのかなと思っています。
シリアにミサイルを撃ち込んだ時点で、
バノン氏は政権内の主流派ではなくなったと思っているので、
問題発言をする人が１人減ったという印象です。
そういった意味では、これをもってドル買い材料になるとは思っていません。
トップに立つ方がいますし。

ただ、１０８円台から勢い良く１０９．６０まで上がったことを考えると、
１０８円台半ばから下を攻めるには、もう少し何かが必要なのではとも思います。
加えて、今週はジャクソンホールでの講演を控えているので、
動きにくさを感じる１週間になるのかなと。

売り目線で見てはいるのですが、そろそろ買いたいとも考えています。
１０８．８０付近で買ってみて、５０が割れたらストップ、
決済は、１０９．５０付近を考えていますが、ちょっと長めに持ちたいとも思っています。
売るとすれば、１０９．４０台で入ってみて、１０９．６０越えでストップ、
決済は１０９．８０付近で半分、残りはその下があるかどうかを見ながらでしょうか。


ユーロ円４時間足



１８日のトレード方針で、
１２７．８０を日足でしっかり割り込むかどうかを気にしていたのですが、
ドル円と同じような反発を見せて、１２８円台半ばでの引けとなっています。

引き続き、１２７．８０をポイントに見ていこうと思っていますが、
こちらも、ジャクソンホールでの講演を控えているので、
例え割り込んだとしても、戻ってくる可能性を考えておきたいですね。

１２８．７５があれば売りたいと思いますが、
そこまで上がってくるなら、ドル円も上昇していると思いますし、
１２８．６０で売って、８０越えでストップの方が良さそうですかね。
決済は、１２８．００付近で半分、残りは１２７円台があるかどうかで判断の予定です。


ユーロドル６０分足



関係筋の話が効いているのか、ユーロが少し弱くなっている印象です。
１．１７６台～１．１７７台で上値が重くなり、ヒゲだけが残ることの多い現状ですので、
このあたりから売ってみて、１．１７０を割れたところでの決済と、
１，１６８台があるかどうかを見ながら、売りで回していくのが良さそうでしょうか。

もしその通りになるのなら、ドル円が下げ渋ることになるので、
売るならユーロ円、買うならドル円ということになりますね。
ユーロドルから目を離さないようにして、ドル円・ユーロ円を触っていきたいと思います。

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