大きな動きの後は

個人的に、昨日は忙しいトレードが続いた日でした。
ポジションを持つとピンチを迎え、微益で逃げての繰り返しが続き、
心が休まることがなかったという状況で。
取れたpipsは一昨日よりも多いのですが、とにかく疲れたという感想しか出てこないですね。

今日もドル円だけを見ていきます。


ドル円１５分足



昨日の午前中から下落を続けて、１１３．３０付近まで来たドル円は、
揉み合った後、イエレン議長の議会証言準備原稿が２１時半に発表されると、
瞬間１１３．７０台をつけた後に急降下し、耐えていた１１３．３０が割れてしまいました。
その後も下掘りは進み、２２時前には１１２．９０台へと進行。
ただ、そこから買い戻しが入り、しばらくの間１１３円台前半で揉み合いが続きました。

今日の午前中は、９時過ぎに突然大きな買いが入り、瞬間１１３．５０越えをしましたが、
そこから値崩れを起こすと、１３時前には１１２．８０台まで下押し。
現在も、なかなか戻しきれない展開が続いています。


昨日のイエレン議長の発言だと、
個人的には、そこまで慎重な態度には見えませんでした。
先月のFOMCの時と、それほど内容が変わっているわけではなかったですし。
とはいえ、買いポジションを持っている人たちからすれば、
・強気な発言→根拠に乏しい→手仕舞い売り
・弱気な発言→手仕舞い売り
という状況でしたし、事実で売るきっかけになったのだと思います。

ですので、それほどポジションの偏りはなく、
今日は少ない値幅のやり取りが続くのかなと思っていたのですが、
９時台の妙な買いが入ったことで、もう少し下押しがあるかなとも考えています。

方針としては売り目線で、１１３．１５～３０付近で入ってみて、ストップは１１３．５５越え。
１１３円割れで半分決済して、１１２．７０付近があるかどうか期待したいです。

昨日の安値を更新したのがダマシの可能性もありますし、
長い時間足で見ると、１１２円台後半は買い場にも見えるので、
あまり引っ張りすぎず、八分目くらいの満足で手仕舞いできればいいかなと思っています。


経済指標によっては上下動するかと思いますが、
今日と明日の動きに注目して、来週以降のトレードに役立てたいですね。

タグ：ドル円 FX