ちょっと景色が変わってる

大体１週間ぶりにチャートを見ましたが、
連休中に何が起こったのかを追っていくのは、結構大変ですね。

今日はフランス大統領選を通過した後ということで、
相場の動きが１日だけの可能性もありますし、
「今日はこうかな？」というイメージで方針を考えたいと思います。

ドル円・ユーロ円・ポンド円・ユーロドルの順に見ていきます。


ドル円５分足



１１２．７２で引けた先週５日ですが、今日の始値は１１３円ちょうど付近で、
１６時現在は、下落して１１２円半ばというところです。

日本の連休中に、雇用統計やFOMCなどのイベントをこなして、
今までよりはドルを買いやすい環境になってきているような気がしますが…。

対円として考えると、今日しっかりと１１３円に乗るのは難しいかなと。
先週は日本勢がいない間にクロス円で高値を追っていますし、
今日の東京時間であまり上値を試さなかったことから、
利食い売りが入りやすい環境かなと思っています。

ただ、そこまで積極的に下掘りするとは思っていないので、
１１２．８０付近で売って５０手前で決済という考えでいます。
もし１１２．５０を割るようでしたら、２０～４０が支えるかを見ながら、
１１２円割れをストップに置いて、買ってみたいとも思っています。


ユーロ円５分足



ユーロ円はというより、ユーロは売りで考えています。
ユーロ円に関しては、今日の始値で去年１２月の高値を越えたものの、
その後は売りに押されているような雰囲気です。

１０日のドラギ総裁発言に向けて、どういう動きが出てくるか注意ですが、
今日は売り目線で、仕切り直しの日になるかなと思っています。
１２４円乗せで損切りと考えて、１２３．８０あたりから売って、
１２３．５０手前、そこを割れるなら３０くらいまで期待したいなと。

…と書いていたら、もうそこまでたどり着いてしまったので、
戻り売り方針は継続ですが、８０まで上がってこなさそうですね。


ポンド円１５分足



相変わらず調子の良いポンド円。
買い目線で見ているのですが、１４５．８０付近で買いたいと思っているので、
たぶんそこまでは来ないでしょうね…。

先週のIMM通貨ポジションでも、ポンドショートがあまり減っていないようなので、
去年１２月の高値付近に来るまでは、ショートは控えた方が良さそうです。
短期の上値の目安を１４８円と見ると、
ドル円とポンドドルのどちらかは上に伸びないとたどり着けないので、
ドルとの関係に注意が必要ですね。


ユーロドル５分足



朝方１．１０台に乗ったものの、接近することはあっても再び乗ることはなく、
現在は１．０９６台まで下落しています。

１０日のドラギ総裁発言はありますが、今日に関してはショートで見ています。
大きなイベントを通過して、これ以上に上値を追う理由に乏しいと感じていて、
１．０９８付近まで戻るなら、１．１０乗せにストップを置いて、
１．０９０くらいまで引っ張りたいなと思っています。
もしかしたら数日中に、２４日に空いた窓を埋めに行くかもしれませんが、
どこかの節目でユーロの買い支えがあると思いますし、
下と思っていても、買い戻しはしっかりとしていきたいです。


ところで、気のせいかもしれないのですが、
欧州勢がイースター休暇だった日の１５時ごろや、
今日の１４時台など、東京時間の終わりごろに、
突然、強めの円売り・欧州通貨買いが入ることがある気がするのですが…。

機関投資家が欧州通貨買いの動きを見せているとは言われていますが、
それとは関係なく、欧州の早出組が仕掛けた動きなんですかね。
欧州通貨売りの日なら、その動きに合わせて叩けるんですけどね。

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