SSブログ

本格的に流れが変わるか [トレード日記]

昨日はアメリカのPPIが発表されるまで、自分が見ている通貨ペアがほとんど動かず、
眠たくなってやめようとしたところから、徐々に相場が動き始めました。
一旦気持ちが切れてしまっていたので、結局寝てしまいましたが
全トレードで損切りなし、相場観もほぼ合っていたので、個人的には大満足です。

今日はドル円とポンドドルを見ていきます。



ドル円15分足

ドル円9月14日.png

PPIの発表まではほとんど動かず、
昨日お昼からは、109.90から110.16で小動きを続けていたドル円。
PPIの数字は予想より悪かったのですが、前回よりも良い数字となっていたため、
初動の下げをがっしりと食い止めた後は、ドル全面高の展開となり、
110.69まで上昇していきました。
その後は、今日の東京時間中に110.73をつけたものの、
CPIの発表を控えているため、110.40付近との間で揉み合いを続けています。


FOMCメンバーが再三懸念を示している物価に関しての指標が出るため、
年内の利上げがあるのかどうかを予測する上で、とても注目度が高そうです。

予想の1.8%を下回れば、109.90付近までの下落はありそうですね。
今でも低い年内利上げ観測度が一段と後退するでしょうし、
ドルを買う意欲が急速に衰える可能性は高いです。
90が割れるようでしたら、60付近まで下値を拡大させるかもしれないですね。

反対に、予想通りもしくはそれよりも上となると、
懸念がやや払拭され始めて、年内利上げの期待が高まり、
来週20日のFOMCに向けて、ドルが一段高になりそうです。
その場合は、まずは110.90をターゲットにして、
111.05までに並んでいるはずの売りをこなせるか、といったところでしょうか。
そこも越えるようだと、30付近まで上値を伸ばしそうです。

注目の指標前は決め打ちしたくないので、
数字を見て、どちらかについて行こうと思います。


ポンドドル日足

ポンドドル9月.png

ちょっと長い足のチャートですが、上の青線はブレグジット後の戻り高値1.353付近、
下の紫線は去年10月に起きた謎の急落でつけた安値からのサポートラインです。

今日はMPCです。
利上げ票が何票になるのかが注目ポイントかと思いますが、
個人的には、利上げ票は増えずに7対2になるのではと思っています。

一昨日発表のCPIが2.9%と強い数字になっているのですが、
昨日発表の賃金上昇率は前回と同じ2.1%となっていて、
「物価は上がっているけど給料は増えない」状況です。
PMIなどの景気状況を表す指標もやや下向きが多く、
加えて、ブレグジットの交渉がほとんど進んでいないため、
据え置き派から利上げ派に移る人はいないのではないかと思います。
今回は様子見姿勢で終わって、
次回以降のCPIも強ければ、その時のMPCで利上げ票が増えるかも、というイメージです。

あと、もう1つ気になることが。
前回は1人空席の8人で投票した結果が6対2でした。
今回は空席が埋まり9人で投票することになります。
7対2になれば差が広がることになりますから、
もしかしたら、強めのポンド売りになるかもしれないと思っています。
下値目標は、ひとまず1.295~1.300付近でしょうか。

利上げ票が増えた場合は、1.353方向へ伸びていくことになりそうですね。
前回据え置き派だったものの、「利上げを検討する必要がある」と発言したことがある2人、
特に、カーニー総裁が利上げ派に移る場合は、上方向への勢いが強くなりそうです。
この方は発言が時によって変わるそうなので、あまりアテにはできませんが。


MPCで利上げ票変わらず・アメリカCPI良い→ポンドドルショート
利上げ票増える・CPI悪い→ユーロドルとポンドドルロング
利上げ票変わらず・CPI悪い→対ユーロ・円でドルとポンドショート
利上げ票増える・CPI良い→対円でドルとポンドロング

とりあえず、上のような感じでそれぞれの時間まで待とうと思います。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

進むか戻るか経験するだけでは ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。