クロス円は買いづらい雰囲気

今日のこの時間は、対円のチャートを見ていきたいと思います。

ドル円・ユーロ円・ポンド円の順でお送りします。

まずはドル円から。
ドル円５分足



９時台に紫ラインを上に抜けて、１度戻ろうとしましたが反発して１１１．５７へ。
１１１．５０越えは、先週３日以来ですね。
その後は買い上がる材料がないこともあり、徐々に下へ向かって再度紫チャネル入り。
１８時現在、紫チャネルを下抜けるか試しているところです。

このまま紫チャネルを信じていいのかは何とも言えない気がします。
先週７日の１１０円割れ回避と１１１円台での引けが強い印象を与えているので、
どうもロングが溜まっているようにも見えるんですよね。

元々１１１．５０は戻り売りの目安でもあり、
そこを時間足でもしっかり越えていかない限りは、あまり強気にはいけない雰囲気。
半日後の１１日午前５時ごろにはイエレン議長の発言もあるので、
大きな値動きを期待せず、
紫チャネルと緑チャネルの間で細かく取っていくのがいいかなと考えています。
１１１．２０と１１１．６０を抜けたら走りそうですが、まだ可能性は低そうですね。



ユーロ円５分足



ドル円と比べても若干低調な雰囲気のユーロ円。
対ドル・ポンドに対しても低調なので、ロングで入りたいとは思えないですね。
１１８円手前からショートできればと思いますが、
そもそも１１７．８５付近をしっかりと越えられる力があるのか気になるところです。


ポンド円５分足



対ドル・ユーロでも堅調で、今のところは力強さを感じます。
先週７日の引けは、対円ではポンドが特に軟調で、その巻き戻しでもありそうですね。
元々ポンドショートがかなり溜まっているようなので、
下げきれないと感じると、買い戻しによって割と簡単に上昇していくのでしょうか。

ただ、１３８円台を買いたいかと言われるとやや不安が残ります。
ポンドは不安材料が多いですし、何か起きる前に利食いしたい気持ちがあるので、
今日これから上昇するなら、１３８．３０～５０が限界かなと感じます。
ですので、１３８．２０から売り上がって、５０越えで損切りですかね。
突っ込み売りはしたくない印象です。


こう見ると、クロス円はすべてショート目線になってしまいますね。
強いて言えば、ポンド円でロングしても面白いかなというくらいで。
どちらにしても欲張らずに、そこそこの利益で決済していきたいと思います。