波乗り下手

昨日のトレードもダメでした。
わかりやすいところを見逃して、難しいところで粘った上に損切りする悪循環になっていて、
市場にいる人の中で、自分が１番損しているんじゃないかなと思ってしまいます。
実際にはそれほど損はしていないのですが、
後で悔やむトレードを連発しているので、なかなか気持ちが切り替えられないですね。

今日もドル円だけを見ていきます。



ドル円１５分足



前日の予想レンジ（１６時から翌日６時まで）：１１２．６０～１１３．５０
結果：１１２．２９～１１３．０５

昨日の東京時間は、下がっても１１２．８０台と堅調に推移していました。
ところが、欧州勢参入からはNZの政権交代やカタルーニャ問題などの政治リスクが意識され、
米国債の利回りが急降下し、クロス円が全面安の展開に。
さらに、ユーロドルが急落後に一転して力強い上昇を始めたため、
ドル円は１１２．２９まで、高値から８０銭以上も下押しされてしまいました。
時間をかけて１１２．７０付近まで戻ったものの、
次期FRB議長はパウエル氏が濃厚というニュースで再度１１２．４０台へ。
ここまでは、ロング勢が完全に不利な展開でした。

今朝方はゴトウ日ということでジリジリと上昇を始め、９時台には１１２．７０を突破。
またしばらくは小動きかと思われたところに、
アメリカの上院で予算案が可決されたとのニュースでドルが急騰。
今度はクロス円が全面高の展開となり、１１時過ぎには１１３．３０まで上昇しました。
現在も１１３円台は割れず、１１３．３０付近で推移しています。


狭いレンジの中で揉み合う展開が何日も続いていたこともあり、
大きな動きが出ると、乗り遅れまいとしてポジションが偏るのでしょうか。
これまで動いていた方向と逆方向のニュースが出て、
我先にとポジションを切ったような印象です。

自分はクロス円が急速に下がっていたのを見て、
元々置いていた１１２．８０の買い指値を１１２．６０にずらしました。
ですが、ユーロドルの上昇を予想していなかったため、
１１２．４０のストップがついて、しっかり負けています。
おまけに、ユーロドルの１．１８５０にオプションがあるから、それほど上がらないだろうと思い、
今日の午前中に作ったユーロ円ショートも串刺しに遭いました。
悪いことは重なるものですね。


今日の予想レンジ（１６時から翌日５時まで）：
　→　１１２．８０～１１３．６０

３日間速いペースで上下を行ったり来たりしたこともあり、
ポジションの偏りは少ないかもしれません。
今日、どこかでポジション調整されるはずだったものも、
午前中の急上昇で解消されたと思いますし、それほどレンジは広くならないと思っています。
ですので、昨日の東京時間まで底堅かった１１２．８０を背中において、
買いの方向でポジションを取ろうかなと。
決済は先々週につけた１１３．４０台と、上があれば６０台と考えています。
……ですが、もう決済予定の水準まで近づいてきていますね。
かといって売るのは怖いですし、もしかしたら触らないかもしれないです。


まだ安心できない部分が多くありますし、
変な動きを見せ始めたら、できるだけ早く逃げるようにしたいですね。
これだけ大きい波が起こったわけですから、最後まで気を抜かないように気を付けます。

タグ：ドル円 FX