ついつい見るだけになってしまう

昨日はほとんどトレードをしない１日でした。
相場が、自分の考えていた方針と真逆の方向へ進んだため、
今日はトレードしてもダメそうと思い、動きをただ見ているだけになりました。
現状認識ができていないとはっきりわかり、ため息ばかり出てしまいます。

今日もドル円だけを見ていきます。



ドル円１５分足



前日の予想レンジ（１６時から翌日６時まで）：１１２．４０～１１２．９０
結果：１１１．９９～１１２．６７

朝方から１１２．５０付近では耐えていたドル円でしたが、
１７時以降は下値を探り続ける展開が続きました。
ユーロドルが午前中からほとんど休みなく上昇していたことと、
地政学的リスクを回避するための円買いが入り、
日付が変わる頃には１１１．９９と、一瞬だけですが、久しぶりの１１１円台をつけました。
その後は一旦値を戻し、NY市場では１１２．４５まで回復。
今日の９時台に１１２．２２まで再び下落したものの、もう一押しはなく、
現在は１１２．４０付近で推移しています。


昨日の的外れな予想は、市場のポジションに対する認識の甘さだと思っています。
ここ最近は積極的なドル買いが強く、
先週の時点での円売りポジションもそれなりに大きくなっていました。
その状態で、どう転ぶか分からない日を迎えるのなら、
持っているポジションを一旦手仕舞いするのが無難かと思います。
自分は、この手仕舞いの規模を少なめに見ていました。
先週６日の引けまでに、ある程度解消されていると思ったのですが、
想像以上に、ドル円はロングに傾いていたみたいですね。

昨日の状況では、買い指値を置いて放置するのは不安だったため、
指値せずに、見ている時に買い場が来れば……と思っていましたが、
見ていない時間に予想レンジを通り過ぎてくれたので、それだけはよかったです。


今日の予想レンジ（１６時から翌日６時まで）：
　→　１１２．２０～１１２．８０


ユーロドルが１．１８台まで戻ってきているので、どうしてもドルの上値が重く見えますね。
その流れが続く可能性も十分考えられるので、
今日９時台の安値を伺う場面が出てくることを頭に入れておこうと思います。
上値は、良ければ昨日の午前中につけた１１２．８２付近、
一段下なら１１２．７５付近が売りたくなるポイントですかね。


何を材料にして売り買いすればいいのか、悩ましい展開になっているので、
突然新しい材料が出てくれば、一気に動き出すのでしょうけど……。
そういうものを期待しづらい状況ですし、
それまではスキャルで取っていく方が良さそうですかね。

タグ：ドル円 FX