手を出さないのも１つの手

１日のトレードは、あまり満足のできないものでした。
「雇用統計は予想より悪い」「１０９．５０付近には大きな買いがある」と、
あらかじめ記事にも書いて、確信を持っていたにも関わらず、
買いの指値を１０９．４５に置いて、見事に届かないという状況。
そこから９０銭近い上昇をほとんど見過ごすというのもあって、
結果は褒められたものではなかったですね。

今日はドル円とユーロ円を見ていきます。



ドル円６０分足



先週は、２９日にミサイル発射のニュースで下攻めをして、１０８．２０台まで下落しましたが、
溜まったショートが切れていく展開で１１０．６０台まで上昇。
１日の雇用統計が予想よりも悪かったため、１０９．５０台まで再度下落しましたが、
８月の雇用統計はいつも悪いようで、売り材料にはならず、１１０．５０付近まで再度上昇。
週の引けは１１０．２０台となりました。

週明けは、北朝鮮の核実験を受けて、オセアニア時間は１０９．２０台もあったようで、
大きな下窓を開けてスタートしています。
現在も窓は埋まらず、１０９．４０台で推移している最中です。


今日の動きは、先週２９日の動きと割と似ているように見えます。
オセアニア時間に下掘りし、東京時間でやや戻し、欧州時間の入りで再度下掘り。
それに、今日はNY市場がお休みですし、今すぐ買うのは怖い雰囲気です。

先週は、地政学的リスクでも１０８円台を割らなかったことで、買い意欲が盛り上がったので、
今週は、１０９円台を維持できるかがポイントになりそうでしょうか。
明日はゴトウ日ですし、地政学的リスクはいつか引くだろうと思っての買いが出そうですが、
それが溜まりすぎると、１０９円台を割り込む原因になってしまいそうです。
実際、欧州時間の入りは東京時間のロングを切らせてくるような値動きをしましたし。

今日はスキャルだけのトレードで終わらせようと思います。
このまま何もなければ、ドル円の下値は１０９．２０くらいと思っていますが、
７月には、アメリカの独立記念日に合わせてミサイルが撃たれていますし、
決め打ちをせず、変な動きをし始めたらやめるくらいの気持ちでいようかなと。


ユーロ円４時間足



ドル円が１０９．２０付近で止まるかなと思っているのは、
ユーロ円のチャートを見て思ったことです。

サポートラインを３パターン引いてみたところ、現在の水準の近くに線が通ります。
ユーロドル次第で上下するとは思いますが、
１３０円台もしくは１２９円台後半で下げ止まるようなら、
クロス円もある程度下げ止まるのではないかと。
ユーロドルがいきなり１．２０を越えて走り出すとは考えにくいですし。

とはいえ、ユーロ円も買いにくいですね。
７日にECB理事会を控えて、関係筋からのユーロ高牽制が出てくるかもしれないですし。


とりあえず、明日のNY市場の反応を見るまでは、デイトレはしづらい雰囲気です。
スキャルでちょっとずつ取っていくしかないですかね。

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