動きたくない？

週初の昨日は、あまり動きを見せない相場になりました。
一応、FOMCがある週ですし、動きづらさがあるんですかね。
何だかもどかしい展開です。

今日はちょっと長いのですが、
ドル円・ポンド円と、トルコリラ円関係を見ていきます。



ドル円３０分足



昨日の１８時台に１１０．６０台まで下落したドル円でしたが、
もう一段の下げはなく、ここからじっくりと、１１１．３０台で上昇していきました。
少し緩んで１１１．１０付近まで下げたものの、
今日はゴトウ日ということもあり、９時台の仲値に向かって再び上昇して１１１．３４へ。
ただ、前日の高値を少し更新しただけで失速してしまい、
現在は１１１．００を挟んだ動きとなっています。


個人的に、今日９時台のジリ高は気持ちを揺さぶられる動きでした。
昨日の夜に１１１．３０で売りの指値を入れて、未明の１時台にはそれがついていたのですが、
朝方のドル円の位置を見て、もう少し上があるかもと思ってしまったためです。

ゴトウ日となると、９時台のドル買い意欲が旺盛なことが多く、
トレンドラインを越えて、上に走るかもしれないと思いまして。
最終的には、それを期待して前日から上げてきた可能性を取り、
指値のついたポジションで勝負しようと覚悟を決めました。
結果、最初に引いたトレンドラインをヒゲだけが上に抜けて下落したため助かり、
とりあえず、１１１．００付近で決済してあります。


ここ数日の、毎日安値を更新した流れとは異なり、
今日は高値を更新してからのスタートとなるため、上値の期待感はあるかと思います。
ただ、１１１．３０より上の重さも強く感じるため、積極的に買いたい雰囲気ではないですね。

１１１．５５を越えたら一旦ストップするつもりで、１１１．２０付近から売るイメージでしょうか。
１５からでもいいかと思いますが、損切り幅を耐えられるかが問題になるので、
ポジションの大きさを変えて入るかどうか、検討しようと思います。
決済は、１１０．７５より手前で半分、安値更新に期待してもう半分といったところです。


ポンド円６０分足



最近のポンド円は、ドル円と似たような動きを見せています。
ポンドドルが行ったり来たりを繰り返していることが主な原因かと思いますが。

こちらも上値が重たい展開が続いています。
ただ、最近はイギリス発の話題が少ないせいか、主体的な動きはあまり見られず、
もっと弱い通貨が見つかると、相対的にポンドが強くなる難しい状況です。


明日はGDPの速報値が発表されるため、久しぶりに視線が集まるかと思いますが、
個人的に、チャート上で気になっているのは、１４５．２５付近から上に抜けるかどうかです。

２０日の２３時台に、ローソク足の実体がはっきりと下に抜けてから、
ヒゲが上に抜けることはあるものの、結局下がってしまう展開が続いています。
ですので、他のクロス円やポンドドルなどの動きを見ながら、
上に抜けたら慎重に買いでついて行く、抜けないなら売っていくというイメージですね。

今日の時点で、
日足のボリンジャーバンド－２σに当たる１４４．００を抜けるとは思っていないですが、
ドル円も上値が重そうですし、ちょっとだけ期待してみようかなと。
売り場・買い場が来るまでは、スキャルで細々と取っていく予定です。


トルコリラ円日足



ドルトルコリラ日足



どこかで買いたいなと思っていたトルコリラ円なのですが、
ちょっと心配な状況になってきています。

６月末ごろに３２円台まで上がってきたトルコリラ円は、
７月最初の週に、ドル高の影響で３１円台前半へ。
その後、円安が進んだことで再度３２円台を伺おうとしていましたが、
ここに来て円高方向に切り替わり、さらにドルが若干粘りを見せているため、
相対的にトルコリラが弱くなってしまってしまいました。
昨日時点でこれまでのサポートラインを下に抜けてしまい、
３０円台へと近づいてきています。


ドルトルコリラの日足ボリンジャーバンドは上（ドル高）方向に収束中。
トルコリラ円のバンドは拡散中なのですが、現在位置は－２σ付近。
となると、もう少し下値の余地がありそうですし、
まだまだ買いづらい状況が続きそうですね。

ドルトルコリラは三角持ち合いの最中ですから、
どちらかに抜ける動きが出る可能性も頭に入れておいて、
しばらくは手を出さずに、待ち続けようと思います。
とにかくスワップが欲しいからと手を出して、
２９円台まで下げられてしまうと、スワップでも回収しきれない含み損を抱えてしまうので。

今のところは、３０．２０もしくは２９．５０付近なら買いたいかなと考えています。

タグ：トルコリラ円 ポンド円 ドル円 FX